ここでは、股関節痛におススメの運動、ストレッチ、マッサージなどを紹介します。
と、その前になぜ、股間節が痛くなるのか、その原因を調べてみましょう。
【股関節痛の原因って】
股間節とは、上半身の体重を支え、さらに足腰にかかる負担や衝撃を受け止めるなどとても重要な部分です。
しかし、それゆえに大きな障害にもなりやすく、痛みが少しでも出てしまうと日常生活にもさまざまな支障をきたし大変不便です。
原因は、色々とあります。
例えば、変形性股関節症の場合は、骨の老化、先天性の異常などが原因で、股関節に何らかの不具合が生じて発生します。
さらに、大腿骨骨頭壊死症は、血管のトラブルにより骨が壊死することで発生する病気です。
原因は不明な場合が多いですが、薬の影響やアルコールの摂取量が多い人に見られます。
その他、関節リウマチ、骨粗しょう症などの原因で、股関節痛をともなうことがあります。
これらの股関節痛を改善するには、どのような病気が原因なのか、どれくらい症状が進行しているのか、詳しく検査を受けることが必要です。
それ以外の場合は、次の簡単なストレッチや運動で、対処や予防ができますので、早速取り入れてください。
【股関節痛ケア、予防ストレッチ】
1.太もものストレッチ
股関節を支える太ももの筋力は、股関節痛対策にとても重要です。
まずは、太ももの全面の筋肉を伸ばしましょう。
手で足の甲をつかんで、太ももの前の筋肉をしっかり伸ばします。
これは、どのような体制でもできますので、気持イイ程度に行ないましょう。
次に、裏側の筋肉を伸ばします。
ハムストロングと呼ばれる部分で、3種類の筋肉で股関節を支えています。
この筋肉を伸ばすには、足を大きく開くことがポイント。
さらに、右の太もも裏を伸ばす際には、足先をしっかり掴み、上体を右足の上に倒しましょう。
左右同じように20秒の5セット行ないます。
最後に、太ももの内側を伸ばします。
内側の筋力が弱くなると、O脚や、座っている状態で膝が自然に開き、股関節に異常をきたします。
股関節が正常な位置から大きくずれると、軸が安定せず、股関節痛だけでなく、膝、腰のトラブルへと発展します。
内太ももを伸ばすには、足の裏を左右でぴったりくっつけて、上体を前に倒します。
床から膝ができるだけ離れないようにするのがポイント。
2・腸腰筋のストレッチ
続いて、股間節や脊椎の動きに必要な腸腰筋の柔軟性を高めましょう。
脊椎から骨盤、大腿骨まで伸びる筋肉で、「深腹筋」ともいわれています。
うつ伏せになり、両腕で、上半身を持ち上げます。
背中をそらせて30秒キープの繰り返し5回行ないます。
柔軟性が出てきたら、うつ伏せの状態で両腕を背中側に回し、足首を掴みます。
このまま上体をそらしながら、お腹を支点に身体を支えます。
10秒キープの繰り返し3回行ないましょう。
太ももの筋肉、腸腰筋をしっかりほぐし、柔軟性を高めることによって、股間節の支えがスムーズになります。
毎日コツコツと行なうことで、股関節痛を未然に防ぐ事が可能なので、無理のない程度に取り入れてください。
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