仙腸関節炎とは、骨盤の歪みが原因の腰痛で、若い世代で多く見られます。
【仙腸関節炎とは?】
主な症状は、腰とお尻付近の痛みで、例えば、朝顔を洗う際、前かがみになった時や、靴や靴下を履く時の姿勢等、腰を前に曲げた時に強い痛みを感じます。
またじっと座っているときよりも、歩いている時の方が、症状が楽に感じられることも仙腸関節炎の特徴です。
症状が進行すると、仰向けに寝ることが出来ないほどの痛みや痺れを感じるようになります。
次の酔うな症状に心当りがあるかたは、今すぐ詳しく検査してもらいましょう。
・朝腰やお尻が痛い
・前かがみが辛い
・腰やお尻が重い痛い
・歩き始めに腰が痛い
・腰を曲げて顔を洗うことができない
・横向きにしか寝れない
・骨盤の中心に痛みを感じる
・車の運転中に腰に重だるさがある
上記の症状に当てはまる場合は、仙腸関節炎かもしれません。
【仙腸関節炎の原因は?】
仙腸関節のねじれやズレが主な原因と考えられています。
仙腸関節とは、骨盤を構成する骨、仙骨と腸骨の間にある関節で、その周囲をじん帯が囲み強固に連結されています。
しかし、日常生活の何気ないクセ、不良姿勢、などによって、その部分が少しずつズレ、周囲の筋肉が疲労し、慢性的な痛みとなって現われます。
また体の土台となる足底筋膜や、偏平足、外反母趾などで、土台が不安定になると、その影響が仙腸関節のズレに影響を及ぼすこともあります。
そのため、仙腸関節炎を予防するには、足底筋膜や偏平足、外反母趾なども含め、改善を行なうようにしましょう。
【予防や改善は?】
仙腸関節炎の症状がすでに出ている場合は、自己判断せず、まずは、症状を理解するため、詳しく検査してください。
その後の治療状況に納得しない場合は、整骨院や整体での治療も視野に入れましょう。
整骨院や整体院では、仙腸関節炎に対する施術として、体全体の歪みを整える骨盤矯正、土台を整える足底筋膜の柔軟性を高めたり、偏平足の改善、外反母趾の緩和などに対するアプローチを実施します。
骨盤矯正については、仙腸関節炎の改善や症状緩和だけでなく、ダイエットや美肌、不良姿勢の改善、その他さまざまなメリットが得られます。
予防については、不良姿勢に気をつけることなどがポイントです。
不良姿勢は、骨盤の歪みから仙腸関節への負担、さらには、血行不良などあらゆる部分に悪い影響を与えるので、正しい姿勢を意識するようにしましょう。
また、疲労が蓄積すると血行不良から筋肉の緊張を引き起こし、それが原因で、無意識に不良姿勢になることがあります。
その日感じた疲労を取り除くには、38度から40度ほどのお風呂にしっかりつかるなどの半身浴がおすすめです。
時間にゆとりがある場合は、適度な運動をすることで、質の高い睡眠を確保し、疲労回復に最適。
自分に適した方法で、仙腸関節炎の予防に努めてください。
ただし注意点として、仙腸関節炎と同時に、骨盤付近や腰、お尻などに強い痛み、違和感などを感じた場合は、感染症や内臓の病気の可能性も考えられますので、自己判断は禁物です。
まずは、病院で原因をはっきりさせた上で、今感じてる不調が、仙腸関節のズレが原因なのかを判断しましょう。
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