我孫子市 TFCC損傷処法
TFCCとは、三角線維軟骨複合体損傷のことで、手首の小指側の部分の痛みが現われます。
【TFCCについて】
TFCCは、完治が難しく、再発や悪化を繰り返すケガといわれています。
そのため、少しでも違和感や異常を感じたら、放置せず、すぐに検査を受け、適切な治療を受ける事が重要です。
また、最悪の場合、手術にいたるケースもありますので安易に考えてはいけません。
■TFCC損傷について
手首の小指側には、手首の動きを安定させるための軟骨や靭帯によって構成される三角繊維軟骨複合体があります。
その組織の事を「TFCC」といいます。
このTFCCに対し、手首の尺屈、手首を小指側に曲げる動作などにより負担がかかると損傷が起こります。
それをTFCC損傷といいます。
手首が捻挫したような痛み、動かしにくいさ、違和感などが主な特徴です。
【TFCC損傷の原因について】
テニスなど、繰り返し手首を動かす運動をしている方、手首を強く打った方などの場合、TFCC損傷の原因ははっきりとしている、のですが、特別な事をしたわけでもないのに、なぜかTFCC損傷になってしまった、という場合、日常生活の何気ない「癖」が原因となることもあります。
悪い癖が手首に負担をかけその積み重ねによって、TFCCが耐えかね、制限値を超えたときに痛みとして症状が現れます。
そのため、原因がはっきりとしない、という場合は、手首にかかる悪い癖を改善する事が重要です。
最近では、若い人に多く発症するといわれるTFCC損傷の大きな原因にパソコンやスマホのやり過ぎがあります。
パソコンやスマホの場合、TFCC損傷に留まらず、肩こりや腰痛、眼精疲労や頭痛、血行不良などあらゆる不調の原因にも繋がるため、早めの対策が不可欠。
実際にパソコンやスマホを操作している際の自分の姿勢を鏡などにうつし確認してみるといいでしょう。
上半身は前かがみで、特に首が前に垂れている状態。
さらには、手首だけでスマホやPCを操作する、という姿勢は、首、腰、手首にかなりの負担をかけている事が分かります。
この状態を何時間も続ければ、日々、疲労や負担が蓄積し、TFCC損傷を引き起こすのは、避けられないでしょう。
【対処法は?】
では、どのようにしてTFCC損傷が予防できるのか?
それは、パソコンやスマホなど、長時間無理な姿勢を続けない、事です。
仕事などでやむおえず、長時間作業を強いられている場合でも、1時間に1回のペースで、休憩を挟み、全身の血行をほぐしたりなどのストレッチが必要です。
また、手首にかかる負担をできる限り回避するため、正しい姿勢で作業をするなどの意識も重要。
その他、手首だけに負担をかけないよう、腕全体をデスクの上におき、重さを分散するなどの対策も急務です。
手首の血行不良や筋肉のコリをほぐすストレッチとしては、手首をグルグルと回す、手に軽く圧をかけるように揉み解すなどでもかなりの効果が期待できます。
TFCC損傷は、一度発症すると改善が難しく、繰り返し発症するというデメリットがあります。
だからこそ、日々できる事を少しずつ取り入れ、少しでも手首に負担がかからないような生活習慣を取り入れるようにしてください。
少しでも違和感を感じたり、手首に疲れを感じている場合は、気軽に通院できる接骨院などを活用することも一つの方法ですよ。
我孫子市 TFCC損傷処法なら、「あびこ南整骨院」にお任せください。