我孫子市 アキレス腱周囲炎

スポーツ障害としては発症頻度が高いアキレス腱炎

 

使いすぎによるオーバーユース症候群のひとつで、繰り返すストレスでアキレス腱に微細な部分断裂や瘢痕化が生じ発症するのがアキレス腱炎です。

スポーツ障害としては発症頻度が高い症状で、もうひとつアキレス腱を覆う薄い膜のパラテノンに炎症を生じるアキレス腱周囲炎というのもあります。

 

10~30代の女性でマラソンやジョギングなどをしている方に数多く見られるアキレス腱炎は、踵に付着する腱が引っ張られることでおこる痛みです。

その痛みを引き起こす要因はふくらはぎの柔軟性が低下することで、その結果腱への負担が増すことです。

では、なぜふくらはぎの柔軟性の低下と筋肉硬化が起こってしまうのかというと、その原因を探すと下腹部・首・肩・前腕・足先など様々なところにたどり着きます。

例えば、腕組みをして走ってみると分かりますが、バランスが悪くなってとても走りずらくなりますし、下半身への負担・疲労度がとても大きくなります。

つまり、走る動作は下半身のみではなくて、上半身の動きと連動しているということで、上半身の関節可動域や筋肉の柔軟性が失われると下半身に一層の負担がかかるのです。

このようなことも原因のひとつになるので、痛みの再発しない体へ仕上げることが大事で、関連する他の筋肉や筋膜にアプローチすることも必要なのです。

また毎日の生活の中での姿勢・窮屈な靴や踵の高い靴からくる筋緊張と疲労なども原因のひとつになるので、ふくらはぎを硬くしてしまう本当の原因をまずは見極めることが重要になります。

 

アキレス腱炎は基本的に病院で治療するでしょうが、原因を考慮すると整体院や整骨院でも治療することは可能ですし、適しているケースも考えられます。

整体院や整骨院での早期回復するための治療方法としては、患部と関連する筋肉や筋膜、関連度の高い筋肉に柔軟性を与えて、各関節の可動域を確保し全身のバランスを整えます。

原因を一つ一つ修復・回復させて逝くことも重要ですが、単純に痛みの強い患部ばかりをフォーカスするのではなく全体を調和させることが必要なのです。

また、筋膜のつながりを確認してリリースすることも大切です。

それから治療と同時進行で必要になることは、今までの生活習慣を変える、リズムを変える、意識を変えることで、これらのことが完治までとても重要になってきます。

 

また運動靴が発明されてから100年以上経過していますし、スニーカーがメジャーになってから50年以上経過しています。

また、最近ではハイテクシューズと呼ばれるモノも登場していて、日々シューズも進化しているのです。

しかし、素足で走った時には親指の付け根の母指球から着地するのですが、靴を履いて走った時には踵から着地する傾向が多く見られます。

そして、その着地の時にかかる体への衝撃は、素足の時が全体重の約50~70%で、靴を履いて走った場合は全体重の約150~200%の力が加わると言われているのです。

素足の方が負担が軽いことが分かります。

ただ素足で走るわけにはいかないので、その分しっかりとしたシューズ選びをする必要があるということです。

 

我孫子市 アキレス腱周囲炎なら、「あびこ南整骨院」にお任せください。