【弾発指の症状と原因】
弾発指は、指に起きてしまう腱鞘炎です。
指が曲がった状態から伸ばして戻そうとすると、バネのようにカクンと急に戻る症状です。
そのため、指の曲げ伸ばしが困難になってしまい、腱鞘が腫れてしまい痛みを伴うことがあります。
弾発指が起きやすいのは、親指と中指が大半といわれています。
手の指を酷使し過ぎたことで、動かすために摩擦が多く炎症が進んでしまい、腱鞘が肥厚したり腱が肥大してしまうことで、通過障害を起こしてカウンと症状が起きてしまうのです。
このような症状が起きている場合、弾発指の疑いが考えられます。
・指を動かすと引っ掛かりを感じる
・指の付け根が腫れていて痛みもある
・1度指を曲げると伸ばすことができなくなる
・指が痛くて辛い
・何か月も指に違和感があり治らない
1つでも当てはまる場合は、弾発指と考えるようにしましょう。
弾発指は、更年期の女性に多く発生すると言われています。
また、妊娠出産期の女性に多いと言われています。
手の指を良く使う人に多く、そのような仕事をしている人に多く発症する傾向があります。
また、糖尿病、リウマチ、透析患者にも発症しやすいです。
【弾発指の治療と予防方法】
弾発指は、以下のような治療を行っていきます。
・安静
軽度の弾発指の場合は、安静にして様子をみます。
痛みが出ている指を使わないようにし、安静にしましょう。
指は動かしやすいので、固定して動かさないようにすると良いですよ。
3日ほど安静にしていると、症状が和らぐ可能性があります。
・テーピングやサポーター
テーピングやサポーターで、弾発指の痛みをやわらげることができます。
患部を固定して、痛みをやわらげましょう。
・投薬や注射
痛みがある場合は、投薬や注射を行います。
特に注射は痛みに有効的なので、痛みがつらい場合は受けるようにしましょう。
・手指の屈伸運動
40℃くらいの温かいお湯の中で、手指の屈伸運動を行います。
指の引っ掛かりを無くし、柔軟に動かすためです。
1日3回行い、指の動きを柔軟にしてみましょう。
・手術
保存療法で改善しない場合は、腱鞘の鞘部分を開く手術を行います。
腱鞘の一部のみを切開するので、小さな傷のみで済みます。
また、弾発指を予防するためには、手を酷使しないことが大事となります。
手は日ごろよく使う部位ですが、定期的に休憩をはさむことで酷使を改善させることができますよ。
1時間に1回など休憩を心掛けて、手指に余計な負担を与えないようにしましょう。
手を使いすぎたなと思ったら、アイシングや手の運動で手への負担を軽くしましょう。
いかがでしたでしょうか。
弾発指の人というのは意外に多く、予備軍も多くいます。
なってしまうと改善まで時間がかかってしまうので、ならないように予防などの努力をすることも1つの方法です。
弾発指は使いにくさもそうですが、見た目が良くありません。
カッコ悪い指となってしまいますので、そうならないよう日頃から考えて行動をすると良いですよ。
我孫子市 弾発指の症状と原因なら、「あびこ南整骨院」にお任せください。